金とプラチナ、投資対象としてはどちらがいい?

金とプラチナはどちらも魅力ある貴金属ですが、大事なのは市場の評価と実際の価格トレンド。

現状では金以外に有望な鉱物資源はありません。

◇実物資産としてはプラチナと競り勝って金が上位に。

金もプラチナも一般市場、あるいは結婚指輪・婚約指輪のブライダル市場では同じように貴金属として扱われています。

またプラチナも金と同様に市場で売買できます。

質屋に持参してもブランドショップに持って行っても、比較的高値で買取してくれるのが金とプラチナです。

しかしプラチナはその昔には金と同等の値をつけて張り合った時期もありましたが、現在では金にトップの座を明け渡し、発掘量の約半分が工業用に使われるようになりました。

◇金より希少性は高くても価値は低位で右肩下がり。

プラチナは、世界の総在庫量がわずか5000トン程度で、この総量からとするとプラチナは金より希少価値が高いと言えます。

しかし先にお話ししたような経緯や、金の流動性・多用性に押され、現実には市場での存在感を薄くしています。

金より下落率が大きく右肩下がりが続いています。

現在では1グラム4,000円ほどの安値で落ち着いています。

◇投資をするならプラチナよりも金を選ぶのが無難。

市場では現物資産としての価値が高く評価されています。

投資価値を比較する場合は、市場での値動きと過去3年程度のトレンド(価格の推移)をベースに判断しましょう。

流動性があり買取や売却などが旺盛な金は、情報も得やすく素人でも安心です。

買取に出す、売却する、結局のところ投資はその繰り返しなので、市場の透明性が高いほうが安全です。

金に投資するとき、買取のタイミングはいつがいい?

誤解を恐れずに言うと、数ある投資カテゴリーの中で、金市場は投資家の資金が逃げ込んでくるところ。

その潮の満ち引きに強くなることがすべてです。

◇“下げ止まり”に強くなることが儲けるコツ。

個人が蓄財を兼ねて数万円とか十数万円のレベルで金の買取・購入を実施するなら、金が相場で安値に動いた時です。

ではどんな条件下なら金が安値にシフトするのでしょうか。

またその安値は、いつの時点で下げ止まるのでしょうか?そのタイミングをはかれないと、まだ安くなるのに途中で買取注文を出してしまうことになります。

◇金が高くなるとき安くなるときのタイミング。

少しでも安く買って高く売るのが投資の基本。

世の中の流れからタイミングを読み切るのがセオリーの第一です。

金相場は他の株式や為替と違って、“単一投資商品”と言えます。

株式には多くの銘柄がありお互いに連鎖する危険性があります。

為替もユーロは加盟国の動きで、ドルは大統領の一挙手一投足で乱高下し他の通貨に損害を与えます。

しかし金は、それらのトレンドをすべて引き取って逃げ込んでくる避難場所になっています。

◇投資家が株式や為替に旨味がなくなったと判断したら、資金は金に流入します。

その潮目を読み切ることが大事です。

ドルが安値をつけそうだ、株が急落しそうだ。

こんなときは投資家の資金が一時的に金に流入し、嵐が去ったら金を売却して他の市場に戻っていきます。

その潮目の読み取りが、金の買取・売却のタイミングです。

金の投資に強くなろうと思ったら、政治・経済、貿易のトレンドを追うことです。