早期回復に向けて治療期間中の過ごし方

うつと診断され治療期間に入った時、私生活ではどのように過ごせばいいのでしょうか? 具体的な過ごし方を一緒に考えて行きましょう。

治療開始はとにかく「何もしない」

うつはもともと様々な要因によるストレスから発症する病気です。

物事に対して生真面目過ぎる姿勢からうつになる事が多い為、治療期間に入っても「仕事を辞めた事・休んだ事」に対する「早く治さないといけない」と思うこと(焦り)が悪化に繋がります。

ですので、まずはこの焦りを捨てる事から始めましょう。

「なにかしたい」と思うまで「何もしない」

基本的にしたい、と思えるまで放置するのが一番いいのですが、全く何もしないままだと人間は堕落してしまいます。

何もかもを投げ出してやることがない状態というのも精神衛生上良くない事なので、考え方を変えてみましょう。

朝昼晩規則正しい生活を心がけることから始める

まずは規則正しい生活をしてみる事が回復の近道です。

うつになり、無気力になると何もやる気になれず寝てばかりになり、結果的に生活時間が乱れてしまう事になります。

太陽の光を浴びる事もうつの回復には必要なので、きちんと夜寝て朝起きる事ができるようにしてみましょう。

格好も一日着替えずにいると外出したいと思ってもする気力がなくなるため、朝起きたら着替えることを意識しましょう。

着替えてみると「折角着替えたんだし、外に行ってみようかな?」という気持ちを持てるようになり、ぐんと外出しやすくなります。

必ず現れる「焦り」や「不安」とどうつきあうか

うつ病患者の多くは負のスパイラルに陥る事があります。

負のスパイラルとは以下の様な状態の事です。

こうなってしまうのは、うつ病が寛解されるまでの期間は症状や人によって様々で、何時まで続くか分からない恐怖で「焦り」や「不安」が出てくる事が要因です。

うつに限らず、物事がうまく行かない時にも同じような状態に陥る事がありますよね。

アレと本質は全く同じです。

という事は、誰にでも起こりうる当たり前の事なのです。

だから焦る必要はありません。

それでも負のスパイラルに陥ったと感じた時はチャレンジしてきたことを止め、「何もせず」休む事が大切です。

焦りを感じた時は休む時と決め、一旦距離を置きましょう。

そして気分が向上してきたら無理せずチャレンジするようにすればいいのです。

「できない」ことより「できる」ことに注目する

うつ病治療の一環として日記を書く事を推奨される場合がありますが、その時指導されるのが「できなかったと考えるよりできたことを日記に書く」という事。

自分を少しでも褒める事は大事ですよね。

出来ない事をあげつらっても出来るようになるわけではありません。

それよりもこんな事が出来た、良く頑張った、とねぎらってあげて下さい。

自分を一番労われるのは自分なのです。

うつ病回復への一番の近道は自分に自信を持つことです。

日常の些細な事から少しずつ自分に対する評価を上げていき、気分を上げていきましょう。