うつ病治療期間中の費用と治療費減額制度

うつ病治療期間中にかかる必要な治療費とは?またその他に費用はいくらかかるのでしょうか?ここでは、うつ病治療期間中にかかる費用とその目安をお話しします。

うつ病発症後の治療費を安くする治療費減額制度

治療費

【通常(1回)】
1週間:5,000円~10,000円
半年 :約260,000円(26週×10,000円)
【保険適用(1回)】
1週間:1,500円~3,000円
半年 :約78,000円(26週×3,000円)
その差額・・・約182,000円

これらの治療費は、生活して幾分では微々たる金額ですが、半年計算をすると大きな違いが分かります。

これから更に減額する制度が「自立支援医療受給制度」です。

制度1:自立支援医療受給者制度

・申請後医療費が1割負担になる。

ただし、1割負担ができるのは「かかりつけの病院と調剤薬局」のみ。

更に月々負担額の上限があります。

・申請は市役所で可能。

申請して承認が下りるまで1ヶ月~3ヶ月ほどかかる

申請から承認まで3割負担、承認日から申請日までさかのぼって1割で精算可能。

・申請に必要なもの

診断書、印鑑、本人確認ができるもの、かかりつけ病院・薬局、マイナンバー

※診断書はお金がかかり、すぐには発行できないため、時間に余裕もちましょう。

入院費

【保険適用(1回)】
1日 :約16,000円
1ヶ月:約480,000円(16,000円×30日)

こちらを減額する制度は「高額療養費制度」です。

制度2:高額療養費制度》

・1ヶ月の医療費が高額になった場合所得に応じて医療費が払い戻される制度。

事前に手続きしても、事後に手続きしても支払金額は変わりません。

・実際どれくらい安くなるのか?

計算方法例:80,100円+(480,000-267,000)×1%=82,230円

※事後手続きの場合一時的に医療費の3割は支払う必要がある。

後に払い戻し

制度3:医療費控除

・1月1日~12月31日までに医療費が合計10万or総所得の5%を超えた場合控除する事が出来ます(一定の金額分所得税を控除できる)

※確定申告時に申告が必要で、医療費、病院までの交通費などが対象ですが、自家用車は対象外となるので注意しましょう。

うつ病治療期間中の生活費を支える制度とその活用法

制度1:健康保険(社会保険)》

・健康保険に入っていれば1年6ヶ月間給料の3分の2が支給されます(ただし1年半という期限付き)

制度2:労災保険》

・給料の8割(残業代・ボーナス含む)期限はありません。

ただし、うつ病を労災とするか判断が難しく、業務が要因か私病か区別が必要となります。

制度3:障害年金》

・病気の状態によって支給額が変わります(1級~3級まで)うつ病は病気の証明ができないため、審査が厳しく、不受理になる可能性有があります。

制度4:生活保護》

・月10万円弱で保険料・医療費の負担額がなくなりますが、資産を持つことが原則禁止となり、車は手放さなければなりません。

※一番してはいけないのは生活費の借金です。

復職してから返済が大変になる為、また病状が悪化する可能性があります。

以上、うつ病治療その他に関する費用と様々な救済措置を上げてみました。

これらの制度を上手く活用し、なるべく負担の少ない方法で乗り切る事を考えましょう。